作品活用促進
活動紹介
国内各地の美術館等と連携した展覧会・コレクション展示事業や、作品の収集・展示・保存修復に関する調査研究の推進および情報発信などを通じて、国立美術館コレクションの持続可能な活用と全国の美術館活動の発展に貢献することを目指します。
取り組み
01
国立美術館
連携事業
連携事業
地域におけるアートの鑑賞機会の充実と美術館の展示・調査研究活動の活性化に貢献することを目的として、国立美術館と国立アートリサーチセンターは、全国の美術館等と協働し、国立美術館のコレクションを活用した2つの連携事業に取り組みます。国立美術館と開催館、それぞれのコレクションに新たな光をあてるとともに、さらなる魅力の発見につながるような展覧会の開催を推進します。
画像 令和3年度国立美術館巡回展「山形で考える西洋美術 ──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき」
(1)「国立美術館 コレクション・ダイアローグ」
国立美術館のコレクションに自館の所蔵作品を加えて構成した展覧会の企画を、全国の美術館等から募り、応募館を会場として実施します。輸送費等開催にあたっての経費の一部は当センターが負担します。
(2)「国立美術館 コレクション・プラス」
自館のコレクションに国立美術館の所蔵作品1点から数点を加えて構成したテーマ展示の企画を、全国の美術館等から募り、応募館を会場として実施します。輸送費等開催にあたっての経費の一部は当センターが負担します。
長崎県美術館において、「国立美術館 コレクション・プラス」のプレ事業として、「鴨居玲のスペイン時代 ― スペイン・バロックの巨匠ジュゼペ・デ・リベーラの作品とともに」を開催しました。
02
作品の保存修復の
調査研究推進と
情報発信
調査研究推進と
情報発信
国立美術館における所蔵作品の科学調査・保存修復活動の推進に努めるとともに、セミナー・ワークショップの開催やウェブサイトでの情報発信などを行い、国内外の保存修復に関する知識・情報の集約と共有を図ります。
画像 カンヴァス画のX線透過画像