
国立工芸館について
石川県金沢市に移転開館した近現代工芸・デザイン専門の美術館。陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、人形、金工、工業デザイン、グラフィック・デザインなどの各分野にわたって、総数約4,000点以上を収蔵している。明治後期の洋風建築は国登録有形文化財の旧陸軍施設を移築・復元したもので、近代の歴史を伝えている。
国立工芸館と国立アートリサーチセンター(NCAR)は、株式会社スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニーの協力のもと、「想いをぎゅっと やきものワークショップ」を開催します。
1970年にフランスで絵本が登場して以来、どんな形にも変身できるキャラクターとして親しまれてきたバーバパパの55周年、そして国立工芸館の移転開館5周年を記念した特別企画です。
本企画は、可塑性が高く、手のなかでうごめく土のテクスチャーから生まれるやきものの造形が、バーバパパファミリーのフォルムと共通した性質をもつことに着目したところから始まりました。
講師には、陶芸家で今年日本藝術院会員に就任された十一代 大樋長左衛門さんをお迎えします。
石川県金沢市に移転開館した近現代工芸・デザイン専門の美術館。陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、人形、金工、工業デザイン、グラフィック・デザインなどの各分野にわたって、総数約4,000点以上を収蔵している。明治後期の洋風建築は国登録有形文化財の旧陸軍施設を移築・復元したもので、近代の歴史を伝えている。
今回のワークショップは、2つの作品をつくるお楽しみをご用意しました。
最初はうつわ。参加者自身の日々の暮らしからイメージする大きさやかたちを土のなかでつかみ取ります。
次は、大切な人への想いをこめて自由な造形に挑戦します。丸まる、伸びる、くっつきはなれ、へこみふくらむ‧‧‧変身が得意なバーバパパのしなやかなボディ同様に、変幻自在の可能性をもった陶土は、つくる人の個性や気持ちを受け止めて、ユニークな姿をあらわすことでしょう。
この夏の工芸館でのひとときが、子どもたちの明日に豊かな実りをもたらすことを期待しています。
江戸時代から続く茶陶の大樋窯十代大樋長左衛門(文化勲章受章者・日本藝術院会員)の長男として、1958年金沢に生まれる。1985年にボストンユニバシティ大学院修士課程修了。2016年に十一代 大樋長左衛門襲名。2025年に日本藝術院会員就任。トヨタショールーム、ミラノサローネでのデザイン参画など大樋焼の伝統を継承しながら、美術家、デザイナーとして国内外で多岐にわたり活動。金沢大学客員教授、グッドデザイン賞受賞(経済産業省)、 ハンガリー国家勲章受章、恩賜賞・日本藝術院賞受賞。
日時 | 2025年8月10日(日)10:00~12:30 |
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会場 | 国立工芸館 多目的室(石川県金沢市) |
講師 | 十一代 大樋長左衛門(年雄)氏 |
対象 | 小学生 ※イベントルームには参加者ご本人のみご入室いただけます(ご見学不可)。 ※お迎えの際には保護者の方もご入室いただけます。力作の焼成前の姿をぜひともご覧ください。 |
定員 | 30名(事前申込み‧応募多数の場合は抽選) |
参加費 | 無料 ※協賛をいただき特別に無料となりました。 |
持ち物 | エプロン、タオル ※陶土や水などで汚れてもいい衣服でご参加ください。 |
備考 | ワークショップでは陶土での造形に挑戦していただきます。 後日、大樋長左衛門氏の工房で施釉・焼成した完成品を国立工芸館にてお渡しします。 ご来館が難しい場合は着払いで郵送いたします。 |
参加申込み | 下記の国立工芸館のイベントページからお申込みください。 |
申込締切日 | 2025年7月8日(火)23:59 |
当選結果の連絡 | 2025年7月11日(金)予定 ※当選者の方のみにご連絡をいたします。 |
主催 | 国立工芸館、国立アートリサーチセンター |
特別協力 | 大樋美術館 |
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国立工芸館 イベントページ