国立映画アーカイブ（東京都中央区）では、視覚に障害のある方や聴覚に障害のある方が映画を楽しむことができるよう、バリアフリー上映を実施しています。
今回は、「月丘夢路　井上梅次　100年祭」の関連企画として、月丘夢路主演作『乳房よ永遠なれ』（1955年）が上映されます。音声ガイドや日本語字幕、ヒアリングループ座席などを用意していますので、安心して映画を楽しむことができます。
事前予約が必要なため、下記の参加方法や国立映画アーカイブのホームページを必ず確認のうえ、ぜひご参加ください。

協　力：日活株式会社、Palabra株式会社、社会福祉法人聴力障害者情報文化センター

開催概要

日時	2023年11月18日（土）　 13：00～14：50（12:30 開場）
会場	国立映画アーカイブ　2階　長瀬記念ホールOZU 東京都中央区京橋 3-7-6
対象	聴覚障害のある方、視覚障害のある方（付添い・介助の方）
定員	310名
参加費	一般520円 ※障害者手帳をお持ちの方（付添者も原則1名まで）は無料 ※詳しい料金は、「国立映画アーカイブ」のホームページを確認してください。
参加方法	メールまたはFAXによる事前申し込み、先着順　 ※メール・FAXに書く内容を下に詳しく書いているので、必ず確認してください。
申込期間	11月1日（水）～16日（木） ※定員に達し次第、締め切ります。
日本語字幕	あり
ヒアリングループ システム座席	あり　 ※磁気コイル付補聴器（“T”マーク付補聴器）を持参してください。
音声ガイド （ラジオ貸出）	あり　 ※音声ガイドをFMで配信します。受信できるラジオを貸出します。

参加方法

メールまたはFAXに下記の内容を書いて、申込みをしてください。
＜申込先＞
メールアドレス：assist@nfaj.go.jp 　／　FAX：03-3561-0830


●【件名】に「音声ガイド利用」「ヒアリングループ利用」「字幕利用」のいずれかを記入してください。
●【本文】に以下の3つの内容を書いてください。
①　来場者全員の名前（付添者の場合は人数のみでも可）
②　希望する席数 ／ラジオ機器を借りたい場合は、希望台数
③　返信用の連絡先（当日も連絡がとれる電話番号またはメールアドレス）

上映作品『乳房よ永遠なれ』 について

映画内のシーンから：ヒロインを演じた月丘夢路と新聞記者役の葉山良二

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国立映画アーカイブのホームページより

身勝手な夫との別れ、乳がんの発症など困難な状況に直面しながらも短歌を作り続け、ひたむきに生きる女性歌人の姿を描く。夭折の歌人・中城ふみ子の歌集に惚れ込んだ田中絹代が監督第3作として、田中澄江の脚本をもとに映画化。1955年に松竹から移籍した月丘は、乳がん手術で乳房を失った女性の欲望や感情の機微を見事に演じている。

上映時間（予定）	110分
制作年	1955年
出演者	月丘夢路
監督・出演	田中絹代

国立映画アーカイブ「バリアフリー上映」の詳しい情報はこちら

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関連企画展示「月丘夢路 井上梅次 100年祭」について

本プログラムは、2023年8月22日(火)～11月26日(日)に開催中の企画展示「月丘夢路 井上梅次 100年祭」の関連企画として上映されます。合わせてご覧ください。

国立映画アーカイブのホームページより

　宝塚歌劇団から映画界に入り、美貌と優れた演技力を併せ持つトップスターの地位を築いたのちも、主演・助演を問わず数多くの作品に出演して息長く活躍した女優・月丘夢路（1921-2017）。そして新東宝を皮切りに大手6社11系統すべての撮影所でメガフォンをとり、観客を惹きこむ娯楽性に富んだ作品を次々に送り出して映画界を潤し、後にはその手腕を買われて香港映画にも招かれた映画監督・井上梅次（1923-2010）。黄金期の映画界で出会った二人は1957年に結婚、日本映画界屈指の名カップルとしても知られました。
　夫妻の生誕100周年を記念して開催する本展覧会「月丘夢路 井上梅次 100年祭」は、井上・月丘映画財団の特別協力のもと、二人が遺した作品資料や個人資料を一挙に公開し、人々の心をつかみ、映画界の発展にも貢献した夫妻の映画人生をたどります。幅広いジャンルにわたり、エンターテインメントとしての映画に生きた二人の映画人の華麗なる軌跡にご注目ください。

月丘夢路 井上梅次 100年祭

2023年8月22日（火）～11月26日（日）

国立映画アーカイブ　7階　展示室
（東京都中央区京橋 3-7-6）

https://www.nfaj.go.jp/exhibition/tsukioka-inoue

　
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