| プログラム | ||
|---|---|---|
| 18:00 | 受付開始 | |
| 18:30 | 開会挨拶、イントロダクション | |
| 18:40 | 登壇者によるトーク(各20分)
稲垣知里、金秋雨、伊村靖子 |
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| 19:45 | 登壇者による座談 | |
| 20:00 | 交流会 | |
| 20:30 | 閉会 | |
NCARトーク008:第5回NCARスタディ・ツアー(イギリス)報告会―イギリスのアートシーンの現在
国立アートリサーチセンター(NCAR)では、国内外のナショナル・ミュージアムや美術専門家の継続的なネットワーク構築を目的として、日本で活動するキュレーターや研究者を海外に派遣し、各々の活動や研究領域の理解を深める機会をサポートする「NCARスタディ・ツアー」を実施しています。
2023年の開始以来、5回目の開催となった今回のスタディ・ツアーは、イギリスを視察対象とし、2025年7月8日~17日の間、ロンドンの主要な近現代美術館やギャラリーをはじめ、リバプール・ビエンナーレ、マンチェスター・インターナショナル・フェスティバル(MIF)など複数の文化施設や芸術祭を視察しました。日本全国から11名のキュレーター・研究者が参加し、イギリスの最新のアートシーンや文化芸術事業における施策についての理解を深めました。
今回のトークイベントでは、本ツアーに参加したキュレーターの稲垣知里氏、金秋雨氏、研究者の伊村靖子氏(プロフィール後述)の3名を迎え、ツアーを振り返りながら、現地で得たさまざまな知見や考察について、それぞれの活動・研究領域の視点からお話しいただきます。本ツアーに特別協力をいただいたブリティッシュ・カウンシルを会場に、トーク後には登壇者と参加者が交流できるささやかな懇談の時間も予定しています。ぜひご参加ください。
【開催概要】
日 時:2025年12月1日(月)18:30~20:30(18:00 受付開始)
会 場:ブリティッシュ・カウンシル 2階(東京都新宿区神楽坂1-2)
アクセス | ブリティッシュ・カウンシル
定 員:50名(要事前申し込み、定員に達し次第受付終了)
参加費:無料
言 語:日本語 ※オンライン配信なし
主 催:国立アートリサーチセンター、ブリティッシュ・カウンシル
【申込方法】
※ご参加をご希望の方は、下記フォームよりご記入の上、お申込みください
申込フォーム(締切:2025年11月28日(金)午後5時)
登壇者
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稲垣 知里
アートコーディネーター/キュレーター(映像)
愛知県生まれ。英国イースト・アングリア大学大学院映画学修士課程修了。東アジア文化都市2017京都「アジア回廊 現代美術展」のインターンなどを経て、「京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2021」、国際芸術祭「あいち2022」(現代美術展)などの芸術祭に関わる。2023年からは木下惠介記念館 および浜松市鴨江アートセンターのアートコーディネーター(兼務)として務め、アートワークショップやアーティスト・イン・レジデンスなどコーディネーターを担当。2025年4月より木下惠介記念館での上映、展示、講演会などの企画を担当。
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photo credit: Joan Zhang金 秋雨
キュレーター/研究者
実験映像プラットフォーム「non-syntax」主宰。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了、同専攻博士後期課程在籍。映像史・写真史・鑑賞者研究を専門とする。主な企画に「Not in this Image」(關渡美術館、台北)、「EXiS 2023 Asia Forum」(ソウル)、「Sense Island 2022/2024」(神奈川)、「Competitive Meditation」(PARCEL、東京)、「ゴジラ・THE・アート」(森アーツセンターギャラリー、東京)など。2021〜2024年日本大学芸術学部助教授。
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伊村 靖子
国立新美術館学芸課情報資料室長・主任研究員
情報科学芸術大学大学院[IAMAS]准教授を経て、2022年より現職。2013年京都市立芸術大学博士号(芸術学)取得。研究テーマは「1960年代の美術批評──東野芳明の言説を中心に」(博士学位論文)。『虚像の時代 東野芳明美術批評選』(河出書房新社、2013年)共編、「「色彩と空間」展から大阪万博まで――60年代美術と建築の接地面」『現代思想』(第48巻第3号、2020年)のほか、2022年に「国立新美術館所蔵資料に見る1970年代の美術――Do it! わたしの日常が美術になる」「連続講座:美術館を考える」(国立新美術館)の企画を担当。
お問い合わせ
国立アートリサーチセンター国際発信・連携グループ
メール :ir@artmuseums.go.jp
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