2024.06.17
【学びプログラム/代替テキスト版】

みんなでつくる工芸図鑑|国立工芸館

【学びプログラム/代替テキスト版】 | みんなでつくる工芸図鑑|国立工芸館

解説
ラーニング・チャンネルのロゴ。

テロップ
「みんなでつくる『工芸図鑑』」

解説
子どもたちが、コレクション展の作品を見て書いたワークシートが次々と映される。
真ん中に大きく作品の絵。色鉛筆で枠いっぱいに描かれたものや、カラフルな色使いのもの。
作品名、日付、名前、年齢、一言コメントを書く欄がある。

解説
3人の子どもが美術品の周りを歩き回っている。子どもの胸あたりまで高さのある、曲線的な黒いオブジェ。中は空洞になっていて、表面にいくつかの大きな穴と、無数の細かい穴が空いている。

解説
子どもたちが穴を覗き込む。
無数の小さな穴から部屋の照明が差し込んでいる。
大きな穴から見える物体の内部。底面がウェーブしている。

解説
子どもたちがワークシートを書いている。
黒いオブジェのそばの床で、座ったり寝転んだり。

解説
3人の子どもたちが、黒いオブジェの後ろに立っている。笑顔で書き上がったワークシートを見せる。

解説
黒いオブジェの前に過去の鑑賞者のワークシートが出される。
「内に水があり、また、周りは山みたいな物がかこんでおり、物に目立った色もなく、何の象ちょうでもないように見えるが、僕には、地球などの「運動」にみえる。水の上のでっぱりもわくせいみたいで、穴は、重力のしょうちょう。真ん中の穴は、未来をみているみたいだ。 (12歳)」

解説
何十本もの細い竹を曲げて球体のような形にした作品。
作品の前にワークシートが出される。
「なぜまがらしてしまったのか。(7歳)」

解説
釉薬で色付けられた浅い鉢。中心部分は濃紺から青のグラデーション。水色と緑の放射状の模様が、中央からほとばしるように伸び、その周りは暖かみのある黄色。ふちは白く塗り残されている。
2枚のワークシートが出される。
「おさらは丸の形ににていると感じました(9歳)」
「すいこまれそうなところ!!(8歳)」

解説
漆塗りの曲輪の盛器。中心部の黒い円を囲むように、赤と黒の輪が交互に続く。
2枚のワークシート。
「かぜみたいだった(6歳)」
「かっこよかったです(年齢未記載)」

解説
波打つような木目が印象的な木の箱。
ワークシート。
「はこはなぜしましまだったのか。(9歳)」

解説
それぞれ異なった形状の、半透明でカラフルな9つの瓶。じょうろや瓢箪、ポットのような形。口の部分に栓をするように、様々な形の飾りがついている。
2枚のワークシート。
「ガラスが2重になっている。色々な形がある。(8歳)」
「ふうせんみたい(6歳)」

解説
作品の前に2枚のワークシートが出されている。
陶器でできた球体の作品。ピンクと白の縞模様。表面がひび割れていて、頂点に穴が空いている。
「とてもきれいにひびが入っているのと、きれいなまるになっていてすごいと思った。(10歳)」
「どんどんいろがかわっていくところ(4歳)」
ワークシートが下げられ、作品の全体が見える。

解説
作品の画像と、作者、作品名、制作年、作品概要、解説が表示される。

解説
ピンクの陶器の球体。

テロップ
松井康成 (まついこうせい)
《練上嘯裂文茜手大壺》 (ねりあげしょうれつもんあかねでたいこ)
1981、陶器、練上げ

異なる色の土が地層のよう。表面のヒビに、荒涼として風の鳴り響く世界のイメージが重なる。

解説
竹を曲げた作品。

テロップ
生野祥雲斎 (しょうのしょううんさい)
《竹華器 怒濤》 (たけかき どとう)
1956、竹、編み

竹の繊維の強さとしなやかさのギリギリのバランスがみごと。
荒ぶる波のダイナミズムに迫っている。

解説
青、緑、黄色のグラデーションになっている浅い鉢。

テロップ
三代德田八十吉 (さんだいとくだやそきち)
《燿彩鉢 創生》 (ようさいはち そうせい)
1991、色絵磁器

繊細なグラデーションは焼きもの用の絵の具でひとすじずつ描いた。
高温で焼成したので透きとおって見えるくらいにうるツヤ。

解説
赤と黒の漆の器。

テロップ
赤地友哉 (あかぢゆうさい) 
《曲輪造彩紅盛器》 (まげわづくりさいこうもりき) 
1960、漆、曲輪

赤と黒のうるしでぬった曲輪のボディを組んである。
「かぜみたいだった」と6歳の子に書かせた円環のエネルギー。

解説
波打つ木目の木の箱。

テロップ
氷見晃堂 (ひみこうどう)
《唐松砂磨茶箱》 (からまつすなみがきちゃばこ)
1964、木、指物

波打つシマは木の年輪。
板の表面を砂でみがくと、やわらかな部分がへこんで、かたい木目がくっきりと浮かび上がった。

解説
花瓶やじょうろのような、カラフルなオブジェ。

テロップ
高橋禎彦 (たかはしよしひこ)
《花のような》 (はなのような)
2004、ガラス、吹きガラス、被せガラス

「ふうせんみたい」。そのとおり。
高温でとかしたガラスを金属パイプに巻いて息を吹き込み形づくった。
透明、色、透明と3層ガラスを重ねたので、とてもカラフル。とてもツヤツヤ。

解説
曲線的な黒いオブジェ。

テロップ
橋本真之 (はしもとまさゆき)
《重層運動膜(内的な水辺) 》 (じゅうそううんどうまく ないてきなみずべ)
1982-83、銅板、鍛造

1.5mm厚の銅板を表と裏から同時にたたいてたたいて形づくった。大きな穴を覗いてみて。
小さな穴から差し込んだ光の点がいっぱいだ。

解説
国立工芸館の外観。中央に入り口。その両側に明治期の洋風建築。瓦屋根に白い壁。窓が並んでいる。左手の建物は茶色い窓枠や装飾で、右手の建物はシーグリーン。2つの建物はガラス張りの渡り廊下で繋がれている。工芸館の前には芝生の広場。その中に、入り口へと向かう赤レンガの道が通る。

解説
国立工芸館のロゴ。
独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンターのロゴ。

テロップ
「映像制作協力:国立アートリサーチセンター」

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