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2024.03.03
国立新美術館主催 連続講座:アートをめぐる場の設計

手話通訳・文字支援付き 連続講座 第4回「眠り」がアートになるとき−ソフィ・カルの実践から

国立新美術館では、「アートをめぐる場の設計」と題した連続講座を開催しています。第4回となる最終回は、松田愛氏(富山大学学術研究部芸術文化学系准教授)を講師に迎え、 現代美術作家のソフィ・カルの作品《眠る人々》に焦点をあて、日常の空間や人生をアートの場へと変えるカルの作品の魅力について考えます。
本プログラムには、耳の聞こえない方も参加できるように、文字支援や手話通訳が付きます。参加したい場合は、下記の概要をよく読み、専用の「参加申込フォーム」から申し込みをしてください。

開催概要

日時 2024年3月3日(日)15:00〜16:30(14:30開場)
会場 国立新美術館 3階 講堂
(東京都港区六本木7-22-2)
対象 どなたでも(一般)
特に現代美術に関する学術分野(博物館学・美術史学・ミュージアムスタディーズ・空間設計など)に関心のある方、アートマネジメントに関心のある方、アーティスト、公立文化施設について深く考えたい方など
定員 60名
参加費 無料
参加方法 参加申込フォームから事前に申し込む
※参加申込フォームは、国立新美術館のホームページからアクセスしてください(このページの下の方にリンクがあります)。
※申込者多数の場合は抽選となります。
申込期間 2024年2月8日(木)~2月26日(月)
手話通訳 あり
※希望する場合は、参加申込フォームの「8.備考」欄に記入します。
文字支援(UDトーク) あり

講師

国立新美術館ホームページよりー

フランスの現代美術作家、ソフィ・カル(1953-)は、1979年4月、友人や知人、見知らぬ人々を自分の寝室に招き、8時間眠ってもらうプロジェクトを行なった。なぜ眠りなのか? 参加した人々はそこでどのような体験をしたのか? 遊び、ゲームとして行ったこの試みに、作者は何を期待したのか? 失恋の体験や家族の死など、自身の人生をアートへと展開させながら、カルは見えるものと見えないものに一貫してこだわり続けている。

本講座では、彼女の初期作品《眠る人々》(1979年)に焦点をあてながら、私たちの人生や日常の空間をアートの場へと変えていくカルの作品の魅力を読み解きます。(松田愛)
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