2025.02.07

NCAR Magazine情報発信ページ『CATCH!2025年2月7日号』

国立アートリサーチセンター(NCAR)は「アートをつなげる、深める、拡げる」をミッションに、アートの魅力を拡げるため、NCAR Magazineにて情報発信ページ「CATCH!」を公開しています。隔週金曜更新(次回は年度末編成にて3月7日更新予定)です。

CATCH!2025年2月7日号がお送りする最新情報は「NCARシンポジウム005「美術館の持続可能な運営モデルとは?〜寄附・寄贈の可能性」」のお知らせと、NCAR Magazineにて好評配信中「【動画】ミュージアムが好き!Talking about Art KATAOKA MAMI × SPECIAL GUEST Episode4: SHINODA KEN-ICHI」です。

NCARシンポジウム005
美術館の持続可能な運営モデルとは?~寄附・寄贈の可能性

国立アートリサーチセンター(NCAR)は、このたびNCARシンポジウム005として、美術館運営の課題と多様な支援の在り方についてさまざまな事例から議論するシンポジウム「美術館の持続可能な運営モデルとは?~寄附・寄贈の可能性」を開催します。

美術館は国立、公立、私立、公益法人などのさまざまな母体によって運営されており、財政構造は多様です。日本の国立美術館は運営費交付金、公立はそれぞれの自治体予算に多くを依存していますが、美術館の運営を入場料収入などの収益だけで成立させることは現実的ではありません。米国の美術館は富裕層を中心とする寄附や寄贈に支えられており、欧州でも収益構造の多角化に向けた試みがなされています。入場料収入が収益構造の重要な部分を占める運営モデルでは、臨時閉館が続いたコロナ下でその運営面での課題が浮き彫りになりました。
美術館全般に対する民間からの協賛については、企業メセナが注目された1990年代から変化もあり、個人からの協賛を含めた新しい支援の形が模索されています。国立科学博物館が行ったクラウドファンディングも大きく注目されました。

本シンポジウムでは、美術館運営の現状と課題、寄附・寄贈に関する制度などを整理した上で、芸術的価値、社会的価値の醸成を担う我が国の美術館にとって、持続可能な運営モデルとはどのようなものかを多角的に議論します。

くわしくは、NCARシンポジウム005美術館の持続可能な運営モデルとは?~寄附・寄贈の可能性の掲載情報をご覧ください。

【動画】ミュージアムが好き!Talking about Art KATAOKA MAMI × SPECIAL GUEST Episode4: SHINODA KEN-ICHI

国立アートリサーチセンター長の片岡真実が、さまざまな分野の方をゲストに迎えて対談するシリーズ企画。第4回では、国立科学博物館長の篠田謙一さんをお迎えしました。

対談では、DNA研究から見えてくる人類の共通性と多様性、日常の中でアートを感じる場面、科学とアートの共通点、国立科学博物館で行ったクラウドファンディングのことなどをお聞きしました。

くわしくは【動画】ミュージアムが好き!Talking about Art KATAOKA MAMI × SPECIAL GUEST Episode4: SHINODA KEN-ICHIの掲載情報をご覧ください。

(NCAR Magazine編集部)

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