NCAR Magazine月イチ情報発信ページ『CATCH!2025年5月号』

国立アートリサーチセンター(NCAR)は「アートをつなげる、深める、拡げる」をミッションに、アートの魅力を拡げるため、NCAR Magazineにて月イチ情報発信ページ「CATCH!」を公開しています。毎月末金曜更新(次回は6月27日更新予定)です。
JUMP アーティスト+キュレーター国際協働プログラムについて

文化庁の補助金により独立行政法人日本芸術文化振興会に設置された「文化芸術活動基盤強化基金」の「クリエイター等育成プログラム(現代アート区分)」として、独立行政法人国立美術館 国立アートリサーチセンター(NCAR)が実施しています。
プログラム名の「JUMP」には、参加するアーティストとキュレーターが境界や文化的差異をしなやかに飛び越え、グローバルに繋がりを築きながら羽ばたいてほしいという願いを込めています。
本プログラムでは、海外3都市(リスボン、ロサンゼルス、シドニー)の美術館の協力のもと、2027年3月までに、日本のアーティストとキュレーターが連携して作品を制作し、展示します。育成対象となる3組のアーティストとキュレーターは、数回にわたる海外滞在を重ね、リサーチに基づく作品制作に取り組みます。
さらに、有識者によるメンタリング、海外アートシーンの視察、現代アート関係者のネットワーキングの機会創出等を通じて、育成対象者の活動を支援します。
下記のウェブサイト、SNSで詳細をご覧いただけます。
Jump 公式ウェブサイト(ティザーサイト)
Jump 公式Instagram
推しの逸品 コレクション・スポットライト

5月29日(木)より「推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 5 富山県美術館
ジャスパー・ジョーンズ《消失II》」を公開しました。
全国の美術館のスタッフが、自館のコレクションの中から「推しの逸品」、つまり皆さんに鑑賞してほしい一作品にスポットライトを当ててご紹介いただく連載企画。第5回で訪れたのは、2017年に開館した富山県美術館。20世紀の美術を概観するコレクションを形成した、富山県立近代美術館を前身とする美術館です。その富山県立近代美術館時代から収蔵されている、アメリカで1961年に制作された作品を「推しの逸品」として内藤学芸員にご紹介いただきました。
詳しくは「推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 5 富山県美術館 ジャスパー・ジョーンズ《消失II》」をご覧ください。
バックナンバーも充実した内容となっています。この機会に是非ご覧ください。
推しの逸品 バックナンバー
推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 1 高松市美術館 藤本由紀夫《EARS WITH CHAIR (on the wall)》
推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 2 熊本県立美術館 野田英夫《学園生活》
推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 3 大阪中之島美術館 ヤノベケンジ《ジャイアント・トらやん》
推しの逸品:コレクション・スポットライト Vol. 4 栃木県立美術館 アルフレッド・シスレー《冬の夕日(サン゠マメスのセーヌ河)》
(NCAR Magazine編集部)