グループワーク

日程:
8月6日(月)
グループワーク:10:50~12:30、13:30~16:00
グループワークの成果発表:16:15~17:30
会場:
国立西洋美術館 1階-2階展示室

概要

13年前に指導者研修がスタートしたときから、グループワークはこの研修の核です。今年も100名以上の受講者が10グループに分かれ、国立西洋美術館で展示中の所蔵作品を対象に、約4時間かけて鑑賞活動を行ないました。この活動の目的は、児童・生徒のための鑑賞教育の検証にあります。しかし、いきなり雛型を作ってしまうのではなく、まずは指導者である受講者自身が実作品を前に鑑賞を体験することによって、子どもたちの内面に起こりうるさまざまな変化を想定しやすくしようとするものです。また、グループメンバーの考えに触れることで、鑑賞の多様性を認識し、それを共有することで広がる鑑賞教育の可能性を実感されたことと思います。
ワークのまとめとして、今年は小学校4グループ、中学校4グループ、高校2グループに分かれ、各作品の前で成果発表を行ないました。ファシリテーターによるオリジナリティあふれる進行をベースに、受講者の個性が反映された発表から、充実した活動の様子がうかがわれます。