アンケート集計
(シンポジウム視聴者)

15周年記念シンポジウムを終え、今後もより良い研修内容を提供していくために、当日視聴およびオンデマンド視聴してくださった方にアンケートを行ないました。188名の方が回答してくださり、シンポジウムに対する率直なご意見をいただいています。

※自由記述は個人名等を中心に一部修正しています。また、個人情報等に関わる設問については掲載しておりません。

Q1
Q2
Q3
Q4
Q5
Q6

その他シンポジウム全般に対するご意見、ご感想等をご自由にお書きください。

【会社員・公務員・団体職員】

  • 現実と今後の課題が明確になり、わかりやすかったと思いました。汎用性かオーダーメイドか、悩みは尽きませんが、今後、他教科の研修と抱き合わせにするなど、研修自体も他教科連携を推進していただけると指針になるように思いました。
  • 本質は子供たちが思わぬ自分らしさに気づくことができる機会の創出であると教えていただきました。
  • 通常であれば、関係者にはあてはまらない私は参加することがかなわないシンポジウムだったと思いますが、ウェビナーという形式で自由に参加でき、美術館と学校で様々なデジタル技術を活用しながら取り組みをされていることを知ることができ、大変勉強になりました。
  • 鑑賞教育は実物を使うことにこそ意味があると思っておりましたが、母島中学校のディスプレイに映る作品を一生懸命に見て考えている生徒や、光明学園の生徒の手紙を見て、考えが変わりました。オンラインが余儀なくされている環境において、背中を押された気持ちです。博物館に来られない人の視点に立って、何が隔てているのか、どんなプログラムがあると良いのか、これから見つめ考えたいと思います。
  • 私は美術館でVTSのボランティアをしていますが、今回、美術館や学校の取り組みと成果をみて、私の微々たる活動も子供たちの成長の一助になればとモチベーションが上がりました。また次回も参加したいです。

【教育関係者】

  • 鑑賞教育は美術だけでなく、さらには教育現場だけでなく、地域、社会へと大きな視野に立って考え、実践していく必要があることを学ばせていただきました。また、生きるための探求力を大きくつけられる分野であると確認することができました。教育現場でがんばっていきたいです。
  • コロナ禍という極めて困難な状況が「GIGAスクール構想」を一気に前進させましたが、美術の鑑賞教育についても突き抜けていくようなワクワク感を抱く時間でした。「個別最適な学び」と「協働的な学び」が展開される豊かな鑑賞教育を追い求め続けたいと思いました。
  • 鑑賞活動が学校の美術授業のためだけでなく、社会に生きる人の育成に寄与するようにしたいし、さまざまな学習活動の手段のひとつとして活用されていくことを願います。授業としての具体的な手法は、目の前の子供たちをよく知る先生たちが一番よいものを行なってくださればという言葉が印象に残りました。改善につぐ改善が、進化を生むでしょう。これからも自分も学びつづけます。
  • 国内だけでなく、海外の実践事例も拝見することができ、視野を広げることができた。また、オンラインで繋ぐことで、どんな場所にいても美術館と繋がることができると確信した。まずは教育の現場で活動しようと動くことが大切だと感じたし、教員・美術館のネットワークを作っていくことも必要だと感じた。
  • 第1部~第3部まで大変興味深く、かつ授業へどうつなげていこうか考えながら拝聴しました。特に楽しみにしていた第2部では、オンラインによる美術館と連携した鑑賞の授業の可能性を、実践事例の発表を通して知ることができました。普段の鑑賞の授業の蓄積があってこそ、オンラインでもよい授業になると感じた事例ばかりでした。
  • 5年ぶりに参加しました。普及が進んだとはいえ、普段は鑑賞教育について研修する機会はなかなかありません。国内外の新しい取り組みについて伺え、大変刺激になりました。また参加させて頂きたいと思いました。
  • 様々な立場の方が一緒に考え、学ぶ貴重な機会だと思います。ありがとうございます。今回、オンラインでの開催だったため参加することができました。美術館に足を運んで、実際の作品を用いて行なう研修も魅力ですが、継続的に学ぶためには、このような形式もありがたいです。
  • 美術館での、ではなく、美術館との、が大切だとあらためて思いました。トピック的な授業ではなく、継続してできることとして考えていきたいと思いました。こうした鑑賞活動を何らかのかたちで、学年を貫いてできればいいなと思いました。まだまだ何の手掛かりも繋がりも思いついていませんが、今回、さまざまなツールも紹介していただきましたので、できることからやってみたいと思います。
  • 過去に美術館で本物を前にして全国の方とやり取りした興奮を忘れることはできません。しかし、今回のようにZoomで参加することには、別の意味で興奮しました。気軽に参加でき、ひょっとしたら多くの方に広く鑑賞教育に興味をもってもらえるきっかけになるのではと思いました。

【美術館関係者】

  • 鑑賞教育の現状がさまざまな角度から検証され、自身の活動の見直しに繋がる重要な示唆が多くあった。今後さらに社会の変化があると思うので、継続的なシンポジウムの開催を望みます。
  • 他館と連携しながら「点」ではなく「面」で鑑賞教育を支えていきたいと思っています。明日への活力をいただき、本当にありがとうございました。
  • 実際に作品の鑑賞法等についてのあれこれを学ぶためには、現地でないと……です。心情的には、美術館というライブの空間で鑑賞(法)について深く学びたいです。
  • 美術教育や鑑賞教育が社会の中でどのような意義、役割をもつのかということを改めて考える貴重な機会になりました。

※アンケート結果を表した円グラフでは、小数点以下を四捨五入したため、合計が100%にならない場合があります。