グループワーク

概要

グループワークの目的は、美術館で実作品を前にして受講者自らが鑑賞を体験し、それをもとに児童・生徒の鑑賞教育のあるべき姿について考えることです。この活動で重要なのは、立場や経験の異なる受講者が主体となって活動することから生まれる創造的な体験とコミュニケーションです。正解、あるいはひとつの答えを出すのではなく、多様な考え方を認め、共有することに意味があります。

今年度の会場は国立西洋美術館です。54名の参加者が小学校2グループ、中学校3グループ、高等学校1グループに分かれ、約4時間をかけて国立西洋美術館のコレクションを活用した鑑賞活動を行ないました。ファシリテーターによるオリジナリティ豊かな進行に導かれ、鑑賞活動が進行するにつれて受講者の発言が増えていき、活発な議論が交わされました。

このWEB報告書では、各ファシリテーターがそれぞれのテーマ/課題作品/グループワークの流れ/感想を執筆しています。

【グループワークの様子を約10分間でコンパクトにご覧いただけます】

日 時 令和4年8月1日(月) 10:50〜12:30、13:50〜16:20
会 場 国立西洋美術館 1階〜2階展示室

※映像内を含めグループワークで紹介されているオンライン教材「鑑賞素材BOX」は、教育目的においてご活用いただけます。

・「鑑賞素材BOX」
https://box.artmuseums.go.jp/

・「使い方」
https://box.artmuseums.go.jp/guide/