アンケート集計
現在、美術館(学校)と連携した鑑賞教育に関して、課題だと感じている点は何ですか?
小学校教諭
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中学校教諭
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- 人数の多さに対するもの(北海道)
- 美術館に近い学校はよいが、遠い学校は上記の他、時間的にも厳しい(長野県)
- 美術館側から学校への関わり方。(秋田県)
- 打ち合わせなどの時間の確保(静岡県)
- そこに踏み切ろうと思うだけの、教員の知識とスキル。(兵庫県)
- 研修に含まれるのかもしれないが、鑑賞教育に携わる人のネットワークができれば。(愛知県)
- 連携する際には日頃あまり協力的でない職員や管理職も不思議と協力的でした。(神奈川県)
- 美術館の受け入れ体制(島根県)
学芸員
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- このアンケートもそうですが、そもそも「鑑賞教育」という言葉が具体的にどのような内容を指しているのか、美術館や学校、研究者などの間で共通の認識がないように思えます。(福岡県)
- 学校サイドの意識が高くないと、実施は困難(群馬県)
- 美術館で何ができるかを先生方に知ってもらうこと(宮城県)
- 鑑賞を意識的に経験したことのある教員の絶対数が少なすぎる(和歌山県)
- 学校の先生における意識や関心度の低レベル化(東京都)
- 学校の先生方に鑑賞教育の目的や方法について説明する機会が限られていること。日頃から関わりのある学校の先生方の意識と、関わりがあまりなく鑑賞の授業について苦手意識がある先生との理解の差は大きいと感じる。(鳥取県)
- 市内小中学校でも年間スケジュール計画時期が異なり、学期制も違うため、事業が組みづらい。(千葉県)
- 新規の学校の開拓。継続して同じ学校のみが来館しているため、もっと広めたい(東京都)
- 学校(教員)と美術館をコーディネートする立場の人間が必要(教育委員会など)。双方が話し合う機会もつくって欲しい。お互いの希望の主張や,面倒な部分のなすりあいをしていたのでは物事がスムーズに進まないし,よりよいプログラムは作れないと思う。(広島県)
指導主事
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- 美術教育の重要性を広く市民に知ってもらうこと。(大阪府)
- 先生方の意識の低さ(栃木県)
その他
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- 当事者間のモチベーション(香川県)
- そもそも近くに美術館がない学校が多い(宮崎県)
- 美術館で展示される企画展の質的向上(山口県)
- 何より、児童生徒が「図工美術が一番好きだ!」と訴えているのに、文科省が削減の方向に向かわせている事態に、閉塞感を感じ得ない。人間の表現の根幹である芸術を教育現
- 場で軽視する方向が変わらないなら、日本に私の居場所はない。フランスへ帰ります。(長野県)