ダイバーシティ&インクルージョン
国立アートリサーチセンターでは、だれもが文化的体験にアクセスできるよう、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包摂性)を推進し、様々な機関と連携しながら調査研究や取り組みを行っています。
ダイバーシティ&インクルージョンとは、多様性を受け入れるだけでなく、それぞれの違いを力に変え、互いの創造性を高める「共創」の考え方です。
具体的には、性別、年齢、国籍、文化、障害の有無などを超えて、誰もがアートを楽しみ、様々な違いを尊重し、新たな価値を生み出せす社会の実現を目指しています。

お知らせ
共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点 (ART共創拠点)
福祉、医療、テクノロジー分野が連携しながらアートを介したコミュニケーションを推進し、誰もが自分らしくいられる共生社会の実現を目指すプロジェクトです。国立美術館は大学・企業・団体と共創しながら、主に「文化的処方」について企画開発しながら、国内各地に広げる取り組みを行います。JST「共創の場形成支援プログラム」採択事業(2023-2032)です。
共創フォーラム
近年、欧米やアジア各地でアートや文化活動を介した健康や福祉への取組が進み、関心が高まっています。NCARでは、国内外の事例を交えて議論する共創フォーラムをシリーズ開催しています。
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【動画】共創フォーラム Vol.1 Art, Health & Wellbeing ミュージアムで幸せになる。 英国編

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【共創フォーラム開催報告3】10/9開催「深掘り!セッション」参加レポート

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【共創フォーラム開催報告2】英国のミュージアムが取り組む「健康とウェルビーイング」

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【共創フォーラム開催報告1】 「共創フォーラムVol.1 Art, Health & Wellbeing ミュージアムで幸せになる。英国編」

ああとも
Art & Wellbeing「ああとも」(以下、ああとも)は、国立アートリサーチセンターと東京藝術大学が連携して推進する「アートとウェルビーイング(心身の健康)」をテーマにしたプロジェクトです。アートや文化資源を介して心身の健康を促す「文化的処方」を、美術館など文化拠点機能を活かしながら、地方自治体と連携し実践を進めています。
DEAI調査研究ワーキンググループ
世界の潮流ともなっている「DEAI」ーDiversity(多様性)、Equity(公平性)、 Accessibility(アクセシビリティ)、 Inclusion(包摂性)の概念をミュージアムで展開していくための調査研究を、ミュージアム関係者や障害・福祉に関わる有識者と共に行っています。
以下のボタンリンクから、これまで実施してきた内容を全て読むことができます。
合理的配慮の事例調査
2023年8月に「DEAIリサーチラボ」を発足。初年度の活動として、全国のミュージアムで実際に起こった「合理的配慮」の事例調査を行いました。それらの事例をもとに、議論と検証を重ね、『ミュージアムの事例(ケース)から知る!学ぶ! 合理的配慮のハンドブック』を刊行しました。
<令和5年度ラボメンバーの一覧(五十音順)>
- 伊東 俊祐(NCAR客員研究員)
- 亀井 幸子(元徳島県立近代美術館エデュケーター)
- 柴崎 由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事)
- 鈴木 智香子(NCAR研究員)
- 髙尾 戸美(元多摩六都科学館特別研究員・多文化共生コーディネーター)
- 髙橋 梨佳(NPO法人エイブル・アート・ジャパン「みんなでミュージアム」事務局)
- 中野 詩(NCAR研究補佐員)
海外資料の翻訳調査
ミュージアムとDEAIに関する海外資料の翻訳を行い、『Facing Change(変化と向き合う)―アメリカ博物館連盟 ダイバーシティ、エクイティ、アクセシビリティ、インクルージョンに関するワーキング・グループの理解―』〈日本語版〉を2024年9月に発行しました。この報告書は、AAMのダイバーシティ、エクイティ、アクセシビリティ、インクルージョン(DEAI)に関するワーキング・グループによる対話や議論の成果をまとめたものであり、DEAIの概念をミュージアム活動の中核に取り入れていくための基本的な考え方が示されています。
<刊行物に関わったメンバー>
- 原著者:
- アメリカ博物館連盟
- 企画・編集:
- 鈴木 智香子、伊東 俊祐
- 翻訳校正:
- 邱君妮
- デザイン:
- 樽見 星爾
研修ツールとプログラムの開発
ミュージアム運営に資する社会包摂・アクセシビリティのガイドライン調査にあたり、「DEAIリサーチラボ2025」において、研修ツール「ミュージアム・アクセシビリティマップ」を開発しました。ミュージアムにアクセスする上で生じる多様なニーズや困りごとを解消するためのアイディアを書き出し整理し、議論した内容を可視化させることを目指しました。合わせて、研修ツールを活用したワークショップも開発し、全国のミュージアムにおいて検証しました。
<令和7年度ラボメンバーの一覧(五十音順)>
- 伊東 俊祐(NCAR客員研究員)
- 稲庭 彩和子(NCAR主任研究員)
- 井部 玲子(乃村工藝社)
- 梅田亜由美(NPOホ法人エイブル・アート・ジャパン「みんなでミュージアム」、エデュケーター)
- 岡崎 智美(横浜市民ギャラリー あざみ野)
- 亀井 幸子(元徳島県立近代美術館エデュケーター)
- 酒井 敦子(国立西洋美術館 研究員)
- 佐竹 和歌子(乃村工藝社)
- 柴崎 由美子(NPO法人エイブル・アート・ジャパン代表理事)
- 鈴木 智香子(NCAR研究員)
- 松本 麻里(乃村工藝社)
- 山本 哲也(國學院大學)
- 米満 香菜(NCAR研究補佐員)
- 制作・進行サポート:
- 林 亜華音





