国立アートリサーチセンターのエグゼクティブ・アドバイザー(前センター長)であり、森美術館館長を務める片岡真実が、このたびフランス共和国より芸術文化勲章シュヴァリエを受章しました。
2026年9月8日、駐日フランス大使公邸において、美術家・塩田千春氏(芸術文化勲章オフィシエ受章者)との合同叙勲式が開催され、ベアトリス・ル・フラペール・デュ・エレン駐日フランス大使から勲章が授与されました。
片岡は長年にわたり、現代美術の国際的な発信と文化交流の促進に取り組んできました。森美術館で2019年に開幕した「塩田千春展:魂がふるえる」は、その後世界各地を巡回し、2024年から2025年にかけてパリのグラン・パレでも開催されるなど、大きな成功を収めています。なお、同展は2026年9月26日からカナダのモントリオール美術館での開催も予定されています。
国立アートリサーチセンターにおいては、2023年3月の設立から約3年間にわたり、初代のセンター長として、組織の基盤構築と発展、我が国のアート振興に尽力してまいりました。その間、フランスとの関係では、ポンピドゥー・センターとの協働事業として、キュレーターの相互派遣や「NCAR × AWARE 女性アーティストリサーチフェローシップ」の設立を推進してきました。現在はエグゼクティブ・アドバイザーとしてセンターの活動を支えています。

叙勲式写真
撮影:田山達之
画像提供:森美術館
※写真左から
塩田千春、ベアトリス・ル・フラペール・デュ・エレン、片岡真実(敬称略)